そして、祇園の炭火割烹のお店にもお邪魔しました。
お店へ向かう祇園の街並みは、静かで風情があり、歩いているだけで京都らしさを感じます。
お店へ到着し、カウンター席へ通され、厨房を見ると焼き場が見え、ここで炭火のお料理を作られます。
こちらでも懐石料理をいただきました。
沢山のお料理の中から、いくつかご紹介します。
まずは先付け。どれも美味しそうで、どれから食べようか・・・迷います。
丁寧に女将さんが料理の説明をして下さいました。
そして、大振りのトリガイ。
軽く炙ってあり、甘みを感じます。
そしてこちらから2品、炭火料理を選びます。
私は、ぐじと和牛を選びました。
吸物は鱧のすり流し。
御飯物は鱧のお茶漬けです。
最初から最後まで、程よく心地よい緊張感を感じながら、全てのお料理を頂きました。
3時間かけて、ゆっくり食べるのですが、不思議と時間を長いと感じませんでした。
女将さんの柔らかい物腰、とても存在感のある料理長。
キビキビとした、お弟子さん達の仕事ぶり。
決して派手ではないけど、優しくて、素材の良さを堪能させてくれる京料理。
全てが物語、というかステージのような楽しさを感じる異空間でした。
この京都研修で、言葉では言い表せない様なおもてなしを、肌で感じました。
ただただ、感謝の気持ちと、自分たちのやるべきことを感じた、充実の二日間でした。